「私は地方出身で、首都圏ほど教育機会に恵まれていたわけでもなく、上京してはじめて自分の視野の狭さを知りました。だから私は、同じような境遇の地方の中高生に豊かな教育機会を届ける活動をしたいと思います」
私たちは、これまで教育に想いを持つたくさんの大学生と活動を共にしてきました。
その際に、多くの学生が自らの体験からこうした「地域の教育格差」についての問題意識を語ってくれることに私たちは気づきました。
ミチトナルは、こうした大学生たちの想いから生まれました。
どのように地域の教育格差に取り組むのか
世界中で教育格差が問題視されており、日本においても様々な形での格差が存在します。
そうした教育格差の一つの形として地域格差があります。
実際、日本の多くの地域では、人口流出や人口減少によって地域の担い手が不足しているという問題があり、自治体の存続自体が危ぶまれている状況があります。
また、学校の統廃合も進み、どの地域の学校に通うかによって受けられる教育の質にますます大きな差が生まれることが危惧されています。
私たちは、そんな地域の現状を悲観し嘆くのではなく、地域のなかに創造的でわくわくする学びの場を創り出し、地域に関わる人を増やすことで、地域の内外の多様な人々と共に新しいことに挑戦できる街をつくり上げていきたいと考えています。
ミチトナルが地域の人々とともにつくる新しい教育
現在、私たちは、日本各地の様々な方々と、「STEAMラボ」という新しい学びの場をつくることを目指しています。私たちが目指すのは、この、学校でも塾でもない、地域の新たな学びの拠点としてのSTEAMラボを日本中につくることです。

STEAMラボでは、最新の教育学の知見を用い、以下のような特徴を備えた学びを行います。
1.最先端の科学技術や教育学の知見を活かした教育プログラム
ドローンや3Dプリンターなど最新の科学技術を用いて地域の課題解決に取り組むプロジェクトや、サイエンスフィクションの知見を生かして地域の未来を描くプログラムなど、創造力を伸ばす教育プログラムを用意しています。
2.子どもから大人まで、多様な人々が地域に集い学び合う
子どもたちだけでなく、ドローンディレクターや物理学者など、各分野で活躍するプロフェッショナルや、教育に関心を持つ大学生など、多様な人々が地域内外から集まり、クリエイティブな活動を地域のなかで行います。
ミチトナルの活動に関心を持ってくださったあなたへ
現在、ミチトナルには、教育に関心を持つ大学生・社会人が集まり、様々な企画や活動を行っています。
地域の教育を盛り上げ、多様な教育機会を地域の中高生に届けていくためには、教育に想いを持つたくさんの人々の協力が必要です。
地方の出身者の方はもちろん、地域とつながりながら、地方の教育課題に取り組むことに関心がある方にぜひミチトナルの活動に関わっていただきたいと考えています。ぜひ、お問い合わせください。